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これまでにない製品を責任ある設計で

イノベーションには責任が伴うものと私たちは考えます

Metaのすべての製品づくりは、「責任あるイノベーション」という原則から出発します。「Metaの製品を使えば世界を探索し、つながりを築き、関わり合うことができる」。そう感じていただけるよう、皆さまのプライバシーを最前線で守るという責任のもとに設計されています。

Metaのハードウェアは、使う人のことを第一に考えて作られています。それこそが、MetaがMetaである所以です。

円卓を囲んで本音でディスカッション

ARやVRで、プライバシーを保護しつつ、責任をもってイノベーションを起こすには、本音でオープンに語り合う必要があります。Metaは、製品が最高基準を満たせるように、さまざまなバックグラウンドや考え方を持つ人々の声に耳を傾けています。Meta、業界の専門家、そしてプライバシー意識の高い消費者との間で交わされた最近のディスカッションの様子を、ハイライトでお届けします。

プライバシー保護に先手で取り組む

利用者データの処理や新製品の開発の最前線でMetaがどのようにプライバシーを保護しているかをご覧ください。MetaのトラストストラテジストのArjun Atholiが、私たちの未来にとってプライバシー保護がいかに重要かについて、テクノロジーに情熱を注ぐビジネスオーナー、Jennifer Tsay氏と話し合います。

VRで文化遺産を取り戻す

ARとVRは、文化遺産を取り戻すのに役立つかもしれません。AI倫理学者でありエンジニアでもあるMichael Running Wolf氏がRay博士(パネルのホスト)に、ARやVRが周縁化されたコミュニティにもたらしうるメリットについて語りました。

Metaの責任あるイノベーションの原則

人と人のつながりとプライバシーを念頭においてイノベーションを推進するために、Metaのチームは以下に示す原則に従って新製品を開発しています。

想定外をなくす

Metaの製品がどのように機能し、データを収集・共有するかについて、明確性と透明性を確保します。これについては、人々が理解できる形で説明し、率直かつ明確に、前もって伝えるようにしています。そのため、Metaの製品を使用するかどうか、および、どのように使用するかについて、情報に基づいて判断できます。

また、Metaの製品を使う際の責任ある使用と行動についても、ベストプラクティスを明確にしています。

重要なコントロールを提供する

ARとVRのテクノロジーは、バーチャルの世界と現実の世界を融合させます。これは、デジタルと現実に関する新たな規範を確立し、両者の間に適切な境界線を引く好機となります。Metaは、重要な場面で利用者に意味のあるコントロールを提供することで、利用者が自らの体験と製品の使用方法を主体的に管理できるようにしています。こうしたコントロールは、根拠のない仮定ではなく、調査研究に基づいて提供されており、利用時の状況や感度も考慮されています。

すべてのコントロールを提供することはできませんが、Metaの製品の利用について情報に基づいた意思決定ができるように、利用者には十分な情報を提供すべきだと考えています。

「私たちは今、テクノロジー史上の転換点にいます。これからは、人と人とがまったく新しい方法でつながるようになるでしょう」

AI倫理学者、Michael Running Wolf氏(コンピューターサイエンス学科博士課程在籍)

あらゆる人を考慮する

ARとVRのテクノロジーが至る所で活用されるようになった現在、Metaのテクノロジーを利用していない人にも配慮することが重要です。製品開発にあたってはこのことを念頭に置き、利用者が他の人々に配慮しながらMetaの製品を利用できるようにしています。

Metaは、多様なコミュニティを包括するインクルーシブな製品づくりに取り組んでいます。利用者には、世界中の人々や、見過ごされがちな弱い立場にあるコミュニティの人々も含まれます。これはMeta一社だけで実現できることではありません。そのため、Metaでは利用者調査を実施し、世界各国の社内外の専門家と協力しています。

人を第一に考える

ビジネスが生み出した価値は、人々に還元できます。しかし、ビジネスが生み出す価値は、長い目で見れば結局のところ、人を第一に考えることから生まれます。この考え方は、Metaのデータの取り扱いとプライバシー保護に対するアプローチにおいて特に重要です。

Metaでは、生活者のデータはしかるべき機密性をもって取り扱っており、データの共有と分析のために、最先端のプライバシー保護技術に投資しています。個人にとってのメリットとコミュニティにとってのメリットを秤にかける必要性が生じた場合は、コミュニティに最大の価値をもたらすことを優先しています。

よくある質問

Meta Quest Pro

プライバシーを念頭に置いて開発

Meta Quest Proでは、当社の基本原則の一つに従い、ヘッドセット(および利用者が有効にした機能)を最適に機能させるのに必要な最小限のデータのみを収集します。

アイトラッキング機能と自然な表情機能はデフォルトでオフになっており、オンにするかどうかは利用者に委ねられています。目や顔の未加工の画像データ(または写真)は、処理後に削除されるため、Metaやサードパーティアプリに送信されることはありません。

はい。Meta Quest Proは、パススルーなどの機能を有効にするために外向きセンサーを使用します。外向きセンサーに検知されているかもしれないことが周囲の人に伝わるように、ヘッドセットには、外向きセンサーの使用中に必ず点灯するLEDライトが取り付けられています。

はい。アイトラッキング、ジェスチャーコントロール、ボディトラッキング、自然な表情機能は、共有を許可した場合にのみ使用されます。

自然な表情機能は、Meta Quest Proヘッドセットの機能であり、カメラを使って顔の動きを推定するものです。この機能は、顔の動きを検知してVRにミラーリングすることにより、アバターの表情をより自然に表現するために使用されます。自然な表情機能が利用者の識別に使用されることはありません。自然な表情機能は[設定]でオンとオフを切り替えることができます。また、Meta Quest Proヘッドセットで自然な表情機能にアクセスできるアプリを管理することもできます。Meta Quest Proの自然な表情機能について、詳しくは こちら をご覧ください。自然な表情機能に関するプライバシー通知については、 こちらをご覧ください。

アイトラッキングは、Meta Quest Proヘッドセットの機能であり、カメラを使って視線の方向を推定するものです。この機能は、他の利用者とバーチャルでやり取りする際に、アバターのアイコンタクトや顔の表情をより自然に表現し、VRで見ている範囲の画質を向上するために使用されます。アイトラッキングは ジェスチャーコントロールのように入力として使用されることもあり、その場合は視線の方向に基づいてバーチャルコンテンツを操作することができます。アイトラッキングが利用者の識別に使用されることはありません。アイトラッキングは[設定]でオンとオフを切り替えることができます。また、Meta Quest Proヘッドセットでアイトラッキングにアクセスできるアプリを管理することもできます。アイトラッキング機能が責任あるイノベーションの原則に従って開発されたことについては、 ホワイトペーパー で説明しています。アイトラッキングに関するプライバシー通知については、 こちらをご覧ください。

Meta Quest

自分の情報を誰に見せ、何を共有するかを管理することができます。

Meta Questのプライバシー設定で、ソーシャル機能をどのくらい利用するか、自分の情報を他の人にどのように共有するかを選択できます。また、 Meta Horizonプロフィール が使用されるVRやその他の場所で自分のアクティビティを見ることができる人を管理することもできます。

デバイスで処理されるデータの例には、手や身体の画像(ジェスチャーコントロールやボディトラッキングを有効にしている場合)など、Meta Questデバイスのセンサーから送られる未加工の画像があります。こうしたデータはいずれも瞬時に上書きされます。デバイスにローカルに保存されるデータの例には、Meta Quest Moveで入力した体重、身長、性別の情報などがあります。

ジェスチャーコントロールとボディトラッキングは、Meta Questデバイスで提供されている機能です。この機能を使用すると、手とコントローラーを切り替えて自分の周りにあるものを操作できるようになるため、よりシームレスな体験や没入感の高い体験を楽しめるようになるほか、アバターの動きをよりリアルにすることができます。この機能はVRの[設定]でオンにできます。ジェスチャーコントロールとボディトラッキングの機能について、詳しくは こちら をご覧ください。ジェスチャーコントロールとボディトラッキングに関するプライバシー通知については、 こちらをご覧ください。

利用者の身体的な安全を守るために、Meta Questでは、プレイエリアの端に近づきすぎたときに表示される境界線をVRに作成できます。VR内のプレイスペースの境界をまたいだ人、ペット、物の輪郭が見えるようになる位置感覚機能をオンにすることもできます。プレイスペースを安全に設定する方法について、詳しくは こちらをご覧ください。

Meta Questのプライバシー設定について、またプライバシー設定の変更、ご自身の情報の確認、ご自身の情報のダウンロード、Meta Questのデータの削除を行う方法やその場所については、 プライバシーセンター でご確認いただけます。

プライバシー設定の更新と管理は、スマートフォンのMeta Questモバイルアプリ、ヘッドセット、およびコンピューター(Rift、Rift Sの場合)でも行えます。

スマートグラス

プライバシーに配慮したデザインで、コントロールは自分自身で行えます

Meta Viewアプリで、何をいつ共有するかをコントロールできます。このアプリには、撮影、音声コマンド、お知らせに関する設定を選択できる機能のほか、Metaと共有する情報を管理できる機能があります。音声コマンドの設定をコントロールすることも可能で、音声インタラクションを保存するかどうかを選択し、保存されたものをいつでも簡単に表示および削除することができます。

デバイスで撮影した写真や動画が、利用者の許可なしにソーシャルメディアアカウントやテキストメッセージ、スマートフォンの写真アルバムにアップロードされることはありません。写真や動画を撮影するには、スマートグラスの撮影ボタンを押すか、音声コマンドを使用します。写真や動画のシェアと保存の方法について、詳しくは ヘルプセンター をご覧ください。

スマートグラスを使うときは、周囲に不快感を与えたり、他者のプライバシーを侵害したりしないことが重要です。写真や動画を撮る場合は、周囲の人に許可を求めるようにしましょう。カメラの使用中は撮影LEDが光って、周囲の人に知らせるしくみになっています。自分だったらほかの人に撮られたくないと思うような場所やプライバシーへの配慮が期待される場所など、デリケートな場所でスマートグラスを使うことは避けてください。アドバイスについては、 責任ある使用に関するガイドラインをご覧ください。

音声コントロールを有効にしている場合は、「Hey, Meta」または「OK, Meta」というウェイクワードを検知するとスマートグラスがアクティブになります。アクティブになると、スマートグラス内のお知らせLEDが点灯し、起動音が鳴ります。

写真や動画の撮影時には、スマートグラスのお知らせLEDと撮影LEDがアクティブになります。Metaのスマートグラスでの周囲の人への合図について、詳しくは こちら をご覧ください。

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